2020年入社 総合職
加工グループ S長Sさん

現場を支え、チームを導く真空熱処理ショップ長の挑戦

大学では情報学部でプログラミング等を学ぶも、体を動かしながら働ける仕事を求め入社。現在はショップ長として、現場作業とマネジメントを両立し、より良いチームづくりに挑戦中。趣味はラップ、筋トレ、テニス。

入社のきっかけ

「田舎すぎず都会すぎない場所で一人暮らしがしたい」、「自分の手で関わり、結果が目に見える仕事がしたい」と考え、多摩 × 工場で検索し、多摩冶金に出会いました。熱処理は加工後も見た目が変わらず驚きましたが(笑)、さまざまな部品に関われるのが楽しいです。

担当している仕事

熱処理作業とそのマネジメントです。金属部品の熱処理は加工グループで実施していますが、処理環境に応じて「雰囲気」と「真空」の2部署に分かれています。私は、真空状態で処理を行う「真空」熱処理ショップを任されています。1日約50社、100アイテム、10万個の部品を扱う現場で、品質と納期を守ることが求められる環境です。メンバーが自律的に判断し、円滑に業務を進められるチームを目指し、日々取り組んでいます。

仕事のやりがい

ショップ長として他部署と連携し、炉の状態を適切に伝えることで、トラブルを未然に防げる場面が増えました。しかし、航空機エンジン部品の処理で納期遅れが発生した際には、責任の重さを痛感。トラブルの原因解明と改善が重要な役割です。例えば、冷却水ホースが外れた際、知識と経験を活かして処理を中断せずに復旧できたときは、大きな達成感がありました。対応が難しい場合は他グループと連携しますが、炉の停止はコストや納期に影響するため、自分たちの工夫で解決できたときの喜びは格別です。

多摩冶金の魅力

自由度が高く、自分たちで会社をつくり上げていける点が魅力。同規模の企業と比べて給与水準が高いのも特徴です。短納期や深夜対応が必要なこともありますが、お客様から「助かった!」と言われると、やりがいを感じます。

今後の目標とキャリア

設備の知識を深め、機械の不調を早期に察知してトラブルを防ぐため、「自主保全士」の資格取得を目指しています。また、人材育成や採用にも関心があり、将来的には人事系の役員にも挑戦したいです。多摩冶金を「働いてよかった!」と思える会社にし、誰かに紹介したくなる魅力的な職場をつくっていきたいと考えています。

学生さんへのメッセージ

書類管理や納期厳守が求められる仕事で、処理の結果が外観に表れないため、正確な書類作成や確認が重要です。几帳面で慎重な人、積極的にコミュニケーションを取れる人に向いています。熱処理の知識は入社後に学べるので心配不要。モノづくりやチームでの仕事に興味がある方、一緒に働きましょう!

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