新工場 工程確認 お問合せ
JP

多摩冶金ロゴ

多摩冶金ができること
多摩冶金の取組み
多摩冶金の
お知らせ
工程確認
採用情報
採用案内
多摩冶金の取り組み
ガス浸炭炉

低温窒化・低温浸炭

投稿日 2022.12.27
一覧に戻る

01 低温窒化とは

低温窒化とは、オーステナイト系ステンレス鋼の窒素の固溶による表面硬化処理で、硬化層にはS相(拡張オーステナイト)とよばれる金属組織を生成し、高温の窒化に比べ素材の耐食性や非磁性の特性を維持したまま表面を硬化する。高温の窒化に比べ、歪みが少ない。

 

02 表面断面組織

処理条件:430℃×5時間

低温窒化の表面断面図

03 低温窒化の特徴

  • 1)耐摩耗・摩擦性
  • 2)耐食性・防食性
  • 3)非磁性(変化無し)
  • 4)良好な仕上肌
  • 5)高硬度(800HV,10~15μm)

04 低温浸炭とは

低温浸炭は、オーステナイト系ステンレス鋼の炭素の固溶による表面硬化処理で、硬化層にはS相(拡張オーステナイト)と呼ばれる金属組織を生成し、高温の浸炭に比べ耐食性や非磁性の特性を維持したまま表面を硬化する。高温の浸炭に比べ、歪みが少ない。

05 表面断面組織

処理条件:540℃×12時間

低温浸炭の表面断面図

06 低温浸炭の特徴

  • 1)耐摩耗・摩擦性
  • 2)耐食性・防食性
  • 3)非磁性
  • 4)表面仕上げ処理が必要
  • 5)高硬度(1000HV,15μm)
低温窒化・低温浸炭
投稿日 2022.12.27

お問合せ

熱処理のことならなんでも
お気軽にご相談
熱処理のことならなんでも
お気軽にご相談ください
TOP
フォームでお問合せ

東京本社工場

営業時間 8:00-17:00 (日本時間)

中国大連工場

営業時間 8:00-17:00 (中国時間)