歪みを抑えて
表面硬度を上げるには
浸窒焼入がおすすめです。
- 低炭素鋼でも表面硬さ800HV以上達成可能。
- 浸炭と比較して変形・寸法変化が極小。
- 使用ガス量はガス窒化の約1/10。
- 焼戻し軟化抵抗が大。
- 浸炭などと比べて仕上げ肌が良好。
- 浸炭よりも耐食性は良好。
摺動性をあげるには
浸硫窒化がおすすめです。
- 従来のガス窒化で形成される窒化化合物に加えて硫化膜被膜が形成されます。
- 硫化物層は比較的軟質であり、摩擦時の初期なじみ性を改善し、固体潤滑作用を示します。
- これにより、浸硫層がなじみを良くし、耐焼付性・耐カジリ性が良好になります。
- 静粛性を求められるギアについて、ギア鳴りの低減が実現できます。
- オーステナイト系ステンレスのガス軟窒化も可能です。

今まで処理できなかった部位まで
浸炭したいなら
真空浸炭がおすすめです。
- 粒界酸化が無く、仕上げ肌が良好。
- 高濃度浸炭が可能。
- 細孔への浸炭が可能。
- ススの発生(スーティング)無し。
- 炉内排気からのCO2の排出無し。
- ガス浸炭と比較して浸炭時間は約半分。
- 浸炭ガス使用量はガス浸炭と比較して1%以下。

浸炭・窒化がしたいけど
歪みを小さくしたいなら
低温浸炭・窒化がおすすめです。
低温浸炭・窒化共通する特徴
- 通常の浸炭・窒化よりも歪みを抑えることができる
低温浸炭の特徴
- 高硬度(1000Hv) 硬化深さ(15μ)
- 耐摩耗性
- 耐食性
- 表面仕上げ処理が必要
低温窒化の特徴
- 高硬度(800Hv) 硬化深さ(10~15μ)
- 耐摩耗性
- 耐食性
- 表面仕上げ不要
どんな業界で使えるの?
自動車・航空・エネルギー業界などで使えます。単独裁量での量産が可能です。

さらに!
熱処理だけではなく機械加工も!

量産にご対応させて頂きます
創業70周年の熱処理企業

航空宇宙防衛、産業用機械の取引多数。
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